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久世光彦さんのエッセイ「触れもせで」の中で、
一度だけ向田邦子さんと待ち合わせをしたエピソードが出てくる。
向田さんは待ち合わせの場所に本屋を指定した。
どちらかが遅れても手持無沙汰にならず時間をつぶせる場所。
人に負担にならない気遣いをする向田さんらしい選択な気がする。
それは銀座の本屋さんで、多分ここだと思う。
通るといつもそのことを思い出す。
久世さんもいつもここを通ると思い出したのかもしれない。
古い街には人の数だけいろいろな思い出がある。

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