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先日、国立近代美術館で開催中の、「事物」展 (一九七0年代の日本の写真と美術を考えるキーワード )を観に行ってきました。
伝説の写真家中平卓馬さんの写真もあり、高梨豊さんの写真もあり、アジェやなんかの写真もあり、楽しかったです。
アジェの写真は被写体がとっても興味深いので(当時の空気や人の息遣いが写っているようで・・・)、じーっと何度も観てしまいました。エヴァンスさんという方の写真も良かったです。構図とか、被写体とか、興味深かったし、やっぱりその頃のリアルな空気が写っていてとっても興味深かった。
北井一夫さんの「村へ」も数枚。北井さんの写真はいいなぁ。としみじみ眺めた。
誰の撮った写真か忘れてしまったのだけど、新宿で撮られたポートレイトも良かった。やっぱり人を撮ったものは良い。

常設展も観れたので、観てきました。
季節柄なのか、戦争画も結構ありました。フジタとか。
その作品やその人になりきる芸術で有名な森村泰昌が、三島由紀夫になりきって、自決する日の自衛隊で演説をしている映像が流れていました(色合いも、見て知っているものにそっくり。)。静かな美術館内に三島の叫ぶ万歳三唱は異様さを放ちながら響き渡り、夏休みなので小さな男の子がそれを一人でじっとみているのがとてもシュールな光景でした(小さい子がそんなの見て大丈夫かな)。その映像と観ている現代の男の子がセットである意味作品であるかのような感じにも見え、それは、不思議な光景でした。
そうそう、三島といえば、細江英公が三島を撮った「薔薇刑」シリーズも何枚かありましたよ。
コントラストが強いのが写真と三島に合っていました。あれはいいです。

久し振りに絵や写真を観て、テンションが上がりました。

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