あっという間に8月が過ぎていく。
今年の夏、とても嬉しかったことは、生・上田義彦に会えたこと&トークショーに参加できたこと。
すごい写真を撮る人は、並々ならぬ情熱とこだわりを持っている、というのを2010年の清家さんのトークショーでも思ったのだけど、この上田さんのトークショーを聴いて更に確信した夏でした。
今頃、マンガの中のカツオは夏休みの宿題の真っ最中。
私は一人っ子だし親は自営業で放っておかれてるしで、小学生の頃は夏休み後半はヒマを持て余してもう休みに飽きてしまって、新学期がちょっと待ち遠しかった。8月31日は、明日は学校帰りに○○ちゃんと遊ぶ約束しよう~とちょっとわくわくしたりした。
高校生の頃は、17歳の夏っていうのが特別な感じがして、それが終わってしまうのが惜しくて8月31日の空気を小瓶に詰め込んだ。
10代の頃夏は特別だったなぁ。
今はそれほどでもないけど、森山直太郎が「夏の終わり」を歌っているのを聴くと、なんとなく寂しいような気がします(単純)。
並々ならぬ情熱。大事ですよね。
若い頃、自分はそういうものを持とうって思わなかったけど、とても強いこだわりがありました。
今は熱くなれない。仕事も写真も追われ過ぎてているみたい。
年なんでしょうかね。
LikeLike
並々ならぬ情熱は大事なんだなぁと
上田義彦および清家さんの話を聞いて思いました。
私はこだわりはそれなりにはありますが元々がさつで大雑把なので
限界があるように感じています。
少し前、渡部さとるさんの写真展に行ってポートレイトを撮らせていただいた時も
撮らせてくださいと言った時に渡部さんに「いいよ。どこで?ここで(この光で)いい?」と聞かれた時にこれが私と渡部さんの違いだ・・・と思いました。
渡部さんは光の事とかいろんなことを考えて撮っているのです。
私は街撮りが多いせいか、光よりも表情とか仕草とかドラマチックな瞬間的なきらめきを捉まえる事には情熱を感じるのですがそれでもういっぱいいっぱいで・・・。
いろいろなものを全て完璧に、と考えたり出来る人は、すごいなあと思いました。
自分も含め、仕事をしていると、そこに責任があるし、写真の事ばかり考えたりしているわけにはいきませんよね。写真を仕事にしている人は、例えば頭の中の90%使えることでも他の本職を持っている人はそこにもかなりの比重がきますし、やっぱり写真家の人とは同じようには出来ないような気もします。
でも、写真を撮っているだけでも、やっている方なのかなと思います。
中にはカメラや写真が好きでも、しばらくカメラに触っていないなんて人もいますから・・・。
年齢ではないと思います・・・!本業が充実しているのですきっと。
LikeLike