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京橋のIsland Galleryで開催されている、田中長徳さんの写真展『New York 1983 / 8×10』を観に行っていました。
展示されているのは 1983年にマンハッタンの北から南まで、長徳さんが大型カメラのディアドルフ(上の写真のカメラ)を担いで撮影した写真。
実は私、この写真の写真集(※①)を持っています。
数年前に、P.G.I (フォトギャラリーインターナショナル)で購入したのです。
その写真が好きで、ぜひ観てみたかったのでした。
長徳さんの写真はいつも構図がとっても格好いい。
エネルギッシュな都会、NYの街のそんな性質を長徳さんが切り取った写真が雄弁に語ってくれています。
橋(マンハッタンブリッジかブルックリンブリッジでしょうか)の写真や、セントラルパークからダコタハウスの方を望んだ写真、DMにもなっている 街の写真、どれもとても格好良くて、欲しくなります。
今回のプリントはシグマのデジカメでスキャンしてプリントという新しい試みなのだそうなのですが私の持っている写真集よりもシャープで情報がみっちりと入っている感じ、コントラストが強く美しい。その強さがNYに合っている気がしました。

今日はご本人もいらして、とても贅沢なことに、その時居合わせた他のお客さん達と、長徳さんのお話を3時間くらいお聞きすることも出来ました。
何でも知っている長徳さん、次から次へとお話が膨らみ、どのお話もとても興味深く楽しくて、あっという間でした。
(「NYは街でいろいろな人と話が出来る。NYにいた頃(30年位前)、信号待ちをしていると隣にカメラを持ったGQに出てくるモデルのようなイケメンがいて世間話をしたのだけど、それがNYストリートファッションを撮り続けて50年、ニューヨークタイムズの名物コラムニスト、一昨年映画が公開された「ビル・カニンガム&ニューヨーク」のビルだった!」とか、「作家の片岡義男さんや沢木耕太郎さんと撮り歩いたこともある。片岡さんはおじいさんがハワイの移民だったからか、アメリカに行っていた写真家・石元泰博さんが桂離宮を撮ったように 片岡さんは日本家屋にとても興味があった。とてもこだわりを持って、撮っていた」とか)
帰り際に、写真を撮らせ下さいとお願いしたらディアドルフのところで撮らせてくださり、優しい長徳さんに感激。
ポートレイトを撮らせていただけるなんて・・・!連休3日目、しあわせな一日でした。

写真展は10月2日までです。(※②
 ※②をクリックするとギャラリーのHPへ飛びます。

※①・・・本当は、プリントが3枚ついて○○万円のようなのですが、
      私が買って持っているのはプリント無しの、書籍の写真集だけのものです。

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