普段は土日休みの仕事なのですが、
なぜか今日は半日仕事、そしてそれで今年の仕事納めでした。
会社から解放されたらもうあとは私の時間、私の世界。
銀座で写真展3つと、あと昨日偶然知ってどうしても観に行きたかった展示を観に行ってきました。
どうしても観に行きたかったとっておきの展示、それは、
スパンアートギャラリーで開催されていた、桑原弘明さんの「scope」。

過去にも、一目ぼれみたいに、小さな小さな広告を見て「これいい!」と思って出かけたものがあります。
1988年の世田谷美術館の、ワイエス展。小さな小さな広告だったのにピンと来たインスピレーションは確かで、今でもその時のワイエスは行って良かったと思っていますが、この「scope」も、昨日小さな小さなDMの画像を見ただけなのにすごく気になって、「明日絶対に行こう」と思いました。そして、行ってとても良かったです。

タイトルの通り、作品は小さな「scope」です。
小さなきれいな真鍮の箱。
暗い空間でギャラリーの方がscopeに小さなライトで光を当ててくださり、中をそっと覗くと、
その向こうに別世界が広がっているのです。
小路の向こう、霧の中に小さな家。光の当て方を変えると時間が変わり、夜になる。
家から光が漏れてくる。
ナルニア国の入り口にあるような街灯のあるscopeもあります。
柔らかな明るさの中にある静かな暖炉、光の当て方を変えると暖炉の上のろうそくに灯がともる。
ここに入って行ったら夢の中の世界に入ってしまいそうで、思わず「わあっ」と声をあげてしまうほど、すてきな世界を見ることが出来ました。
本当に本当に楽しく、わくわくしました。
こんな世界があるんですね。
この展示を偶然知った私はとても幸運。
美しいものを見てとても嬉しくて、ギャラリーを後にした足取り軽く、光がまぶしい銀座を歩きました。

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(写真は桑原さん。ギャラリーに早く行き過ぎてしまって、まだお客さんがいない時に、
桑原さんがいらしてお話しすることが出来たので(作品の説明もしてくださったり、とても気さくで優しい方でした。)お願いしてポートレイトを撮らせていただきました。)

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