数週間前いつも猫の写真を撮らせてもらっているところにカメラを持って行ったら、おばさんが出てきて(そこはホカ弁のお店の裏で、いつも、パートのおばさん2人が5,6匹の猫に餌をあげたり 寒いときは猫用に発泡スチロールの家に毛布も入れてあったかくしてあげたりいろいろ世話をしているのです。そんな風にかわいがられているので野良とは思えないほどみんな体格も毛艶も良く、幸せそうな顔をしています。おばさん曰く、沢山子猫を産むとお母さん猫も体力を使うし子猫も大変なのでどの猫も去勢済みらしい。)しょんぼりして「猫、2匹になっちゃったの。」というのです。
詳しく聞くと、この数か月(確か、4か月ごろにはみんないた。)で急に何匹も事故や病気で亡くなってしまったらしい。
おばさんは状況を話してくれて、「もう飼わないわ。」と目に涙をためているのでした。
私はしばらく猫たちの急展開についていけずぽかーんとしていましたが、ある日、急に思いつきました。
そこの猫たちの写真は、もう何年も前からたくさん撮ってます。
そうだ、写真をプリントして、おばさんに持って行こうーと。
それで昨日、たくさんある中から、猫たちの自然にかわいい写真を(おばさんが猫を撫でたり餌をあげてる写真も含め)20枚くらいプリントして、100均でアルバムを買ってそこに入れ、持って行ってみたのでした。
おばさんに写真を見せると「これ〇〇(猫の名前)よ!」と今まで聞いたこともないような大きな声で嬉しそうにしていて、2人で目をキラキラさせながら写真を見ていました。
真正面から2人に大きな声でありがとうと言われて、喜んでもらえて役に立てて良かった~と思いました。
私のへなちょこ写真でもこんな風に人の役に立って、喜んでもらえてとても嬉しかったです。