雑誌アサヒカメラのフォトコンのモノクロの選者が中藤毅彦さんに変わったというので本屋さんで立ち読みしたら、すごく良かったです。
実は今まで雑誌のフォトコンをあまり見たことがありません。
興味が湧かなかったのです。
だけど急に毎月必ず見よう、という気になってしまった。

人それぞれ違うから、もちろん考えていることも違う。
自分が全然思い浮かばないことを、人は思う。
中藤さんの、選出者の写真へのコメントを読んでいるとその自分では全く思い浮かばないものの見方を見せてくれるのがとても面白くて、目から鱗です。
目の前にある鱗が沢山落ちてクリアな目になったら、今まで見えていなかったいろいろなことが見えてきそうです。
(もちろん、セレクトされている写真そのものを見ることの楽しさが芯にあります。)