最近全然写真を撮れていないので本の話です。
今、読んでいるのは、まずは「猫のゆりかご」。
カート・ヴォネガットの本を読むのは3冊目です。
カート・ヴォネガットはすごく好き。
過去に読んだ「スローターハウス5」「タイタンの妖女」共に、面白くて、ちょっと考えさせられて、ちょっと切なくなったりあったかい気持ちになったりなんとかなるさとカラリとした気持ちになったりする。
今までの2冊がサクサクと読めたのと違い、今回の「猫のゆりかご」はなかなか解りにいのだけど、頑張って読んでます。今すぐじゃなくてもいつかこの履歴の点が他の点とつながって線になって、ヘレン・ケラーが水を理解して「Water!」と言った時みたいに急に爆発的に理解できる日が来るのを楽しみにして。
本ってそういう楽しみもある。
未来が楽しみになるなんてすてきです。
理由はなんなのか自分でもわからないのだけど、カート・ヴォネガットの本は全部読んでみたいです。
全部読んだうえで、ふわっと掴んでみたいのかもしれません。

あと、図書館で借りてきたのは手塚治虫さんの新書「ぼくのマンガ人生」。
(これから読みます。)
手塚治虫さんの書いた文章は読んだことないのだけど、とても興味深いです。
イメージなのですが、とても素直な文章で、読む人が分かりやすいように易しく書いてくださっている気がします。
手塚治虫さんはピュアな人というイメージ。
今はピュアなものに触れたい気分なのかもなぁ・・・。とこの本を借りてきた自分を分析してみたりして。

なにしろ本は楽しい。
本を読むという楽しみを知っていて良かった。と、いつもいつも思います。