忘れられない平成の出会い。
それは東京都美術館に「大英美術館の至宝展」を観に行った日の事でした。
観終わって、美術館のレストランで食事をして、さあ帰ろうと出口に向かった時、出口から出られないようになっていて、沢山の警備の人がいて、人々が コの字型に並んでいました。何事かとびっくりしていると、なんと、美術館の階段を、天皇皇后両陛下がにこやかに降りてこられたのでした。
地味な服装をしていらしたのに、光が射しこんだみたいにきらきら明るく輝いていて・・・あれがオーラと言うのでしょうか・・・。並んでいるみんなの前をテレビで観るそのままの笑顔で手を振り通って行かれました。本当にすぐ近くでした。
優しいオーラに接して、不思議に幸せな気持ちになって、この偶然出会えた奇跡は忘れることが出来ません。
帰りに上野駅で見知らぬおばさま方が、やはり両陛下に会えたのだと思うのですが「今日は本当にいい日でしたね」と話していて、私も心の中で、「本当に・・・。」と思って、その気持ちを大切に抱えながら帰ったことを今でも鮮明に覚えています。
よく、平成は災害が多い時代だった…と言われていますが、3.11の後、原発の事故などで気持ちがすっかり落ち込んでいる時にテレビで天皇陛下の国民へのメッセージ動画を見た時はその優しい佇まいに観るだけでとても気持ちが和んだのも覚えています。
ずっとみんなのために、高齢の体でいろいろなところに出かけたり、祈ってくれたりしてくれた天皇皇后両陛下。
私は特別皇室贔屓のファンというわけではありませんが、それでもやはりこの30年間のことに、お二人にありがとうございましたという気持ちでいっぱいです。
平成を振り返る 3(出会い編)
30 Tuesday Apr 2019
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素晴らしい体験、出会いでしたね。
(=^ェ^=)
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そうなんですよ~。
本当に偶然の奇跡でした!
ここに書いたらその時のことを思い出してまたホワンと幸せな気持ちになりました。
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