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絶対に行きたいと思っていた「コートールド美術館展」に、会期ぎりぎりに行ってきました!(来週まで)
個人のコレクションが核になっている美術館展はいいですね。やっぱり集めた人の趣味や個性が作品群にあるような気がします。
写真でもセレクトによって全く違う感じになるように、購入する絵のセレクトの好みがあり、それが自分に合うと、より つぼにはまって、楽しいような気がします。
コートールドさんのコレクションは、好きだな、と思いました。
もしコートールドさんがご存命で、私と友達で、邸宅に遊びに行ったとしたら、収集した沢山の絵を前に「これはね、こういうところが気に入ったんだよ」とか、「わかる?それがいいよね。」とか、沢山絵の話をして楽しい時間を過ごせそう。
そんな妄想まで出来てしまうのでした。
むかしむかし、バーンズコレクションという、やはり個人のコレクション展に行った時も「うわあ〜、これはいい!」と思うような粒ぞろいの絵を観れたのですが、今回も久しぶりに「うわあ〜、これはいい!」と思うような絵がありました。ほんと、会期に間に合って、観に行けてよかったです。

有名な、マネの、「フォリー=ベルジュールのバー」(下の絵)も、見たかった一枚です。
なんだか、たまに、話しかけてみたい絵の中の人っていませんか?
この絵の中の女性もそんなひとり。一度、目の前で対峙してみたかったです。
真正面で向かい合って、バーのお客さんみたいになれてよかったです。1日、何考えてるのかな。どんな暮らしをしているのかな。と、気になる19世紀の人。

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今日は寒い雨の日なので、しかも開場前から並んで早く行ったので、人が少なめで、どの人もゆったりと自分のペースで観れていました。
やっぱり美術館は朝一で行くのが良しです。