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Flavor Of Life

Category Archives: Photo

マブウ、そして

06 Friday Apr 2018

Posted by anise116 in Gallery, Photo

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またまた、世界中の真面目な皆さん、ごめんなさい。
今日は1時間ばかり早退して会社帰りに近代美術館のMOMATコレクション(2度目!)を観に行ってきました。

この収蔵展で一番観たかったのはロバート・フランクの写真。
これが、会期中、3度展示が変わるのです。
1回目は見逃してしまったのですが、前回、2回目の展示が良かったので、最後のものも必ず観に来よう、と心に決めてました。
さて今回は、雪の降り積もるマブウ(地名)。
雪道を歩く人の足音、人の息、風の音、冷えた部屋の木の壁の匂い。
いろいろな音や匂いをを想像できます。
やっぱり何かいいです。
なにか特別なものを撮っているわけではないのに。
なんだろうな。解き明かしたいからまた観る。のかも。

今回は、鈴木理策さんがセザンヌがよく描いたサント・ヴィクトワール山を撮ったものと、ホンマタカシさんの写真も観れます。
実はホンマタカシさんの写真の実物を観たのは初めてかも・・・。
二人共、写真のキャプションが最後にならないと読めません。
観終わってから、写真の女の子は実は、とか、この山は実はサント・ヴィクトワール山だと分かるようになっています。なんだ~…とも思うのですが、やはり説明がない中でいろいろ思ったり考えたことは自分のオリジナルなので、自分で考える、イメージを膨らませる、という点でとてもいい勉強にもなるし、おもしろかったです。
鈴木利策さんの山の写真を観ていたら、光に導かれて山の中を歩いているような気がしました。
サント・ヴィクトワール山。南フランスの光あふれる山でした。

それから、今の時期限定で、「美術館の春まつり」と題して桜など春らしい絵も数点展示されています。
船田玉樹の《花の夕》の華やかなピンク色の花を少し遠くからベンチに座って観ていたら、美術館でお花見だ・・・とワクワクしました。木の向こう側には満月も見えます。なんだかとても贅沢な気持ちです。
川合玉堂の《行く春》は、沢山の桜の花が満開に画面に咲き誇り、風で一斉に舞い、絵の中のどこも桜が舞っているのですが、その花びらを見ているといてもたってもいられないような切ない気持ちになります。きっとDNAの中にある、太古の昔からずっと何回も何回も桜が咲き散っていくのを見てきた切ない気持ちが積もってそうさせるのかな・・・と思いました。


(船田玉樹 《花の夕》)

他にも名品が沢山。これでたったの500円。
なんてお得な、MOMATコレクション展。
行って良かったです。
美術館に行って満たされた気持ちになりました。

ごっこ

04 Thursday May 2017

Posted by anise116 in Photo

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ピーマンを人の姿に見せたり
キャベツの葉っぱの美しいフォルムにうなってみたり
したかったのだけど
にんにくしか見当たらず
いつか本気でエドワード・ウェストンごっこをやってみようと思うのであった。

at Home

09 Sunday Apr 2017

Posted by anise116 in Photo

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意外と雨が止まず、びっくりする。
お花見を予定していた人は、しょうがないから車の中からとか、見るのだろうか。

何年かに一度、定期的に上田義彦さんの写真集「at Home」を見たくなる。
今またその時期が来ているらしく、最近時々眺めるのだけど
なんだかんだ言って、写真を始めた最初の頃に好きだったこの上田義彦さんの写真が
やっぱり自分の中のスタンダードというか、何度見てもいいなぁと思う。
私はそんなに凝る方ではないので、撮り方も、カメラもレンズもライトもいろいろ考えたりしないし出来ないけれど、きっと上田義彦さんはものすごくいろんなことにこだわって撮っているのだろうな。こんな写真は絶対に撮れないだろうと思いながら眺めています。

04 Sunday Sep 2016

Posted by anise116 in Photo

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DSC_2230

久しぶりにセイケさんの写真集を出してきて眺めました。
「PARIS」。
やっぱりいい。セイケさんのフィルムの写真。
夜のパリの黒、濡れた石畳の、光の反射がたまりません。
柔らかな霧も。
たまに眺めるとかなり刺激的ですね。
ああ、ライカが欲しい。
写欲と物欲。

Fun Fun Fun

05 Tuesday Apr 2016

Posted by anise116 in Photo

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DSC_1664②

この間図書館にラルティーグの写真集があったので借りてきました。
ラルティーグの写真を眺めていると、
写真とは楽しいものなのだということをじわじわと思い出します。

写真家を知る

31 Sunday Jan 2016

Posted by anise116 in Photo

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DSC_1367②

1月の最終日はワークショップでした。
いろいろな写真家を知ることが出来て面白い。
今日知った写真家の中ではソフィ・カル(※)が強烈で、
いつも 街で見知らぬ人の写真を勝手に撮って大丈夫かしらと思っている私ですが
ソフィ・カルを知った後では
自分のしていることなんてかわいいもんだと思うようになりました(笑)。

※ 作品

「ヴェネツィア組曲(Suite Vénitienne) / 1978」
変装して約2週間、パリからヴェニスへ、以前パーティーで会ったある男性の後を尾行した。

「Les Dormeurs( The Sleepers)眠る人々/1979」
自宅に見知らぬ人や友人を招き入れ、自分のベッドで眠る様子を撮影しインタビューした。

「The shadow 尾行/1981」
母親に私立探偵を雇ってもらい、探偵にパリでの自分の1日の行動を調査させた。

「The Hotel /1983」
客室係としてベネチアンホテルに三週間雇われ、割り当てられた部屋で清掃業務の過程でホテルの宿泊客の所持品を調べ生活の匂いをを撮影した。

「Address Book/1983」
拾ったアドレス帳に載っていた人物に、その持ち主についてのインタビューを行い日刊紙に連載。

他にも盲目の人々が視力を失う前に最後に見たものをインタビューし、それをその人のポートレイトに添えたものや、海を一度も見たことがなかった人々に初めて海を見てもらい、その、海を見る最初の時を撮影した作品などもあるけれど、何しろ前述の、5つの作品に衝撃を受けました!すごい人だ…!

殻を破る

12 Tuesday Jan 2016

Posted by anise116 in Photo

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DSC_1223②

ワークショップの今度のプレゼンのテーマは、嫌いな作家。
私は世界の人にもとても人気のある女性の写真家をテーマにしました。

誰にしようか考えている時にいろいろwebで見ている時に、
意外にも自分との共通点をふたつみつけてしまったことが興味を持ったきっかけ。
世界の人があれだけいいという理由を、知りたい気もしたし・・・。

調べていくうちに新たにあることに気がつきました。
それは大袈裟にいうとヘレン・ケラーがwaterを認識したみたいな瞬間で…。
今までその人がなぜそんなものを撮るのか全く分からなかったのに
急に、被写体に対して(無意識かもしれないけれど)その人の心が動いて撮りたいスイッチが入る理由が分かったのです。もちろん自分の解釈であって、それは正解かどうかは分からないですが…。
段々、好きというほどではないけれど、その人の写真がそんなに嫌いではなくなってきました。

嫌いだと思う作家は自分と似ている場合があるらしい。
知るということは面白い。

Whispering with elves, trolls, and hidden-folks

14 Monday Dec 2015

Posted by anise116 in Photo

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プレゼンする写真家さんは このkeiko kuritaさんです。
夢見る本好き少女、小さい頃の私に見せてあげたいすてきな写真集です。

写真家について

09 Wednesday Dec 2015

Posted by anise116 in Photo

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ワークショップの次回の課題は、好きな写真家について調べて、その写真家の写真の面白がりポイントを一人あたり10分位のプレゼンをすること。
事前にパワーポイントで資料を作ります。
難しいのは、自分だけが楽しいのじゃなくて聴いている人が面白いと興味を持つようなポイントを見つけてまとめなくてはいけないということ。ひとりよがりではいけないのだ。

初回の講座の後からずっと、写真家は誰にしようと考え続けることになりました。
そうしているうちに、自分はあまり写真家を知らないということに気がつきました。
有元利夫、ルソーの緑色、ハンマースホイ、ボッティチェッリ、バルテュス、尾形光琳、松本竣介、ウォーターハウス、バーン・ジョーンズ、ロセッティ・・・他にも沢山。
画家だったらプレゼンしたい人が沢山沢山思い浮かぶのに。
絵は観に行くようになってから歴史が長いから(初めて観に行ったのは中学生くらい)?沢山観に行ってその蓄えがあるから?かと思ったりしたのだけどまだ答えは分かりません。
私は本当に写真が好きなのか?なんて考えたりしたここ数日でした。
お昼休み、ポチポチ パソコンを打って、いろいろな写真家を探す・・・
そうしているうちに、やっと昨日、ああ、この人いいな!と思う写真家がみつかりました。
自分自身がとても興味があってのめり込めて、深くはまっていけそうな世界。
小さな頃からの本好きな夢見る乙女心も呼び覚ましてくれる。
しかも、面白い作風。どうやって作りこんでいるんだろう?と興味津津の写真。
善は急げ。とばかりに、今日のお昼休みに「その写真家で行きます」と宣言しました。
あーすっきり。
(調べるのとまとめるのはこれからなのですが(笑)。)

こうやってプレゼンという目的を前によく考えることで、自分にとって写真を観るとか知るとかいうことは今までどうだったんだろう?と、考えてもみなかったことを考えるきっかけになりました。
じゃあ絵はどうなの?というと、観たい知りたいというシンプルな気持ちのままに観に行っている積み重ねなのですが、やっぱり好きな画家はその画家そのものや作品について調べたりしますね。その時は些細なことでも、その積み重ねで次第にミルフィーユのように厚い知識の層が出来上がるのかなと思いました。そんな風に分析したことも今まで無かったので「へー。自分てこうなんだ」と新しい発見があって面白いです。

New World

06 Sunday Dec 2015

Posted by anise116 in Photo

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DSC_1000

今日から再び、ワークショップ2Bの講座に通うことになりました。
といっても通常の講座ではなく「新写真講座」というもので、写真や写真家の事をよく考え知る講座です。作家の事を調べてプレゼンをしたりもします。
聞く話は目からウロコのことも沢山。
例えばスノッブと現代アートの関係、など(気になっていました)。
やっぱり2Bは刺激を沢山受けます。

上がって行くのが楽しい時も苦しい時も(グループ展の前など)あったこの懐かしい階段。
そこは以前通っていた時と全く変わらず、また、中に入れば変わらず写真好きの人たちがいる。
やりこなせるかどうか不安でもありますが、まずは思い切って行ってみて良かったと思います。

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