写真家を知る

1月の最終日はワークショップでした。
いろいろな写真家を知ることが出来て面白い。
今日知った写真家の中ではソフィ・カル(※)が強烈で、
いつも　街で見知らぬ人の写真を勝手に撮って大丈夫かしらと思っている私ですが
ソフィ・カルを知った後では
自分のしていることなんてかわいいもんだと思うようになりました（笑）。

※ 作品

「ヴェネツィア組曲(Suite Vénitienne) / 1978」
変装して約2週間、パリからヴェニスへ、以前パーティーで会ったある男性の後を尾行した。

「Les Dormeurs（ The Sleepers）眠る人々／1979」
自宅に見知らぬ人や友人を招き入れ、自分のベッドで眠る様子を撮影しインタビューした。

「Ｔｈｅ shadow 尾行／1981」
母親に私立探偵を雇ってもらい、探偵にパリでの自分の1日の行動を調査させた。

「The Hotel ／1983」
客室係としてベネチアンホテルに三週間雇われ、割り当てられた部屋で清掃業務の過程でホテルの宿泊客の所持品を調べ生活の匂いをを撮影した。

「Address Book／1983」
拾ったアドレス帳に載っていた人物に、その持ち主についてのインタビューを行い日刊紙に連載。

他にも盲目の人々が視力を失う前に最後に見たものをインタビューし、それをその人のポートレイトに添えたものや、海を一度も見たことがなかった人々に初めて海を見てもらい、その、海を見る最初の時を撮影した作品などもあるけれど、何しろ前述の、5つの作品に衝撃を受けました！すごい人だ…！

庭

小川洋子さんの「ことり」を読み始めました。

小川洋子さんの本を、渇いたのどを潤すように沢山読んだのは何年前でしょうか。
時々、その、しんとした静かな世界が恋しくなります。
何年かぶりに読んだ小川さんの本は
むかし霧の濃い日に偶然迷い込んだ自分だけのふしぎな庭を思い出してまた訪れて
そっと足を踏み入れる感じです。
歩く度に草の香りが立ちのぼり、露が足について、この庭の感触を思い出します。

関係ないね

外は寒いけど　雨だけど
そんな事は関係ない。
だって明日は休みだから。

強いひと

もうすぐ「あぶない刑事」の映画が公開されるので
宣伝にあの4人がテレビに出ている。
舘ひろしと柴田恭平は相変わらずカッコいい。映画、めっちゃ観に行きたい。
いつもはクールな仲村トオルがみんなにいじられて、
あの中ではいつまでも小僧で、なんだか笑ってしまう。
浅野温子は相変わらず強い女で、いいな！と思う。

そしてワタシは思う。
そういえば強くない女の人なんて一人も見たことないな、と。

寒い夜 2

寒い夜・・・という言葉から、一字だけ変えて、松山千春の「長い夜」（※）を思い出した。
長い夜が流行っていた頃はまだ小さかったけどラジオから流れていたのをしっかり覚えてます。なんだか平和な時代だった。
この曲といえばもう一つ。学生の頃は明治大学のサークルに入っていて、ラグビーの早明戦の後、サークルの人たちと入った新宿のお店ではバンドがこの「長い夜」を演奏していて、早稲田の人も明治の人も一緒になって、バンドの人と歌ったりした。最近にはない熱い感じだったなあ・・・と思い出したら、寒い夜が少しあったあくなった。

寒い夜

シチューを食す。

you tubeでは田島が
いとしのエリーを歌っている。

Magical sparkle

夢について

怖い夢は嫌だ。やっぱり、夢は後で笑えるやつか、嘘みたいにシアワセなやつがいいと思う。

パイオニアのロンサム・カーボーイというカーオーディオのCM（※）で、
大好きなコピーライターの秋山晶さんがキャッチコピーを書いている。

「荒野にいた時より、シカゴにいたときの方が寂しかった。」

そこにライ・クーダーのギターが流れている。

頭に浮かぶのは湯気の立つクラムチャウダー。ウイスキー。立ちのぼる煙草の煙。
曇った窓ガラスを手で擦ると星の下の荒野が見える。

寒い冬の日に外から帰ってライ・クーダーの曲が流れていたら
寒ささえもロマンに変わる気がする。

CINEMA

阿佐ヶ谷で「ニューシネマパラダイス」を上映しているらしい。