いつもの習慣で、朝、何気なくEテレをつけていたら
日曜美術館がアラーキーで一気に目が覚めた。
アラーキーの写真は妙に惹かれる。
花の写真もとてもとても色っぽくて、あんな写真はぜったいに撮れない、と思う。
今日の日曜美術館では初めてかもしれないけどアラーキーの撮る男性のポートレイトが観れた。
それがすごく良かった。
アラーキーは語る。
「男の顔は男のヌードだからね。」
すごく説得力があった。
切り取られた一瞬の表情がどれもいい。
一瞬のギラリを捕まえる。ギラリを捕まえるのは、その人の感性(閃き)、勘、洞察力。
そして、それをプリントにまで持って行く。
上田義彦が言っていた、いい写真を撮ったというときはもう「これを離したくない」というものを手にしているのだから、プリントするときなどにその瞬間撮った写真(自分がドキドキして撮った写真)を確実に見つけないといけない。その瞬間を見抜き、捉まえて、セレクトして行く。という話を思い出した。
昔好きで良く聴いていたレベッカの、「Love is cash」という曲の中に「瞬間の スパークが欲しいの」という歌詞がある。そういうことなんだろうなと思った。
こんばんは
私も日曜美術館観てました
写真もよかったけど字もよかった
墨で一気に書いてましたね
ためらいのない字の美しいこと
生きているすべてがアートなんでしょうか
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エフさんも観ていたんですね〜。
そうそう。字も良かった。
もともともって生まれたものと、感覚と、
経験の蓄積と、いろいろ重なって混ざり合って、
ワインが熟成するみたいに出来ているんでしょうか。
アラーキーの写真集なんかのタイトルは
自筆のものが多い気がします。
そうするとますますアラーキー独特の世界に…。
ああいう人はなかなかいませんよね。
似たような人もあまり…。唯一無二の存在…。
アラーキーにとってアートとは?って聞いたら
何て答えるのか…凡人の自分には想像がつきません。
観られて良かったです。
聞いたら なんて答えるのでしょうね。
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